先日、重度訪問介護の研修を受けてきました。
もっとヘルパー本位の内容かと思っていたら、重度訪問は「当事者の運動から生まれたものなので、介護利用者の意思と指示が絶対とされるので、利用者本位の介護となる」とテキストにあって驚きました。
世の中変わりましたね。
それでもそれは、それが「障害があっても人間としての権利だから」というよりは、「サービスを使うお客様だから」という雰囲気を感じましたが。
重度訪問というこの新しい制度は画期的だと説明されました。
施設で自由のない暮らしをしていた障害者が、自分の思うように生活できると。
私にしてみたら、松沢さん(現虹の会会長、脳性麻痺、私が学生のときバイトで介助に入って以来20年の付き合い)は20年前に介助に入ったときからずっとひとり暮らしをしていて、「最近できた重度訪問が画期的」と言われてもピンとこない。
でもなんていうか、制度ができるって、すごいんだと思いました。
制度ができたら、一気に広まる。
20年前には特別だったものが。
外にでていきながら,情報を常にアップデートしていきたいなと思いました。
カズミ