先日、ある特別支援学校の進路連絡協議会に参加してきました。学校側主催で、生徒さんたちの卒業後の進路のために、各地域の状況を共有したいという狙い。
虹の会からはタカノブ、ツノ、カイ、加納さん、カズミで参加。
虹の会は「どんなに障害が重くても地域で暮らすのがあたりまえ」という想いで活動しています。知的障害のあるにじ屋のメンバーの中でも 親元から離れて暮らしている人が何人かいますが、そのことを外で話すと「虹の会にいる皆さんはできるのかもしれないけど、ウチの子はムリ」と言われてしまうことがよくあります。理由は「障害が重いから」とかなんでしょうかね。
だから今回の進路連絡協議会に、カイを連れて行ったのでした。
カイは「重度知的障害者」と言われる人です。でも親元から離れて、イチマルとふたりでアパートを借りて暮らしています。まずは学校の先生から知ってもらおう。生徒さんの将来の選択肢を、「ムリ」と決めつけて狭めてしまうのは悲しいなあと思うので。
↑服の値付けをするカイ(右)。手先は器用なので、まあ得意といえば得意。でもしょっちゅうサボる(笑)。
カイが仕事をさぼっていると、「やれ!コルァアアー!」とやってくる怖い先輩がタカノブ(左)。が、そのタカノブに休憩中甘えているカイ、の図。
カズミ