その2!
タカノブ
11月電子原稿「茶色のチャックついた靴●ノブ」
10月電子原稿「おかさんたいへんなことに●たかのぶ」
7月電子原稿「じぶんははなしわかんないけど…●のぶ」
僕と洗濯機とガスコンロ
虹の会機関紙「SSCにじ」3月号の中で、私が好きなページのひとつがコチラ↑。「ふだんのネット」。
ネットというのは「障害者生活ネットワークうらわ(虹の会の中で障害者の働く問題を考えるところ)」の略でして、インターネットのことではございません。
うっかり「ネット会議で…」なんて外部の人に話すと、どんな近代的な会議をしているのかと誤解されそうなんですが、なんのことはありません。障害者生活ネットワークうらわメンバーによる、職員会議のことでして、床にまーるく円に座ってやっております。
ネットのメンバーというのは、ほぼにじ屋のメンバーだと思っていただいてかまいません。ネットが運営するお店がにじ屋であります。
話が逸れましたが「ふだんのネット」というページは、にじ屋で仕事をしているときではない「普段の」にじ屋メンバーの様子をお伝えしようというページです。仕事外でもいろんなつきあいだったり出来事だったりはあるわけで、けっこう楽しいページです。
その中から今回はタカノブの記事をご紹介♪
家の洗濯機、ガスコンロが! タカノブ
家の洗濯機動かなくて、年金て新しい洗濯機買いに行き山田電気へ。洗濯機、いいやつが高い。8キロて水もせつやくてきて、音静かたのて、少し大きい洗濯機買いました。古い洗濯機ひきとてもらうのにリサイクル品紙もひつようで、「日曜何時なるかわかんないから、あとから電話くる」といていた。
土曜日夕方、電話かかてきて、「日曜の10~12時あいたにくる」といていたから、家帰てから親に伝えた。火曜日、新しい洗濯機てシーツ洗い、すごくよこれていた。ジャバーも洗た。つかえなかった洗濯機たか、新しい洗濯機使えたから助かる。
家のガスコンロ調子わるくなてた。ガスコンロは、僕か子どものころからつかていて、火のつきわるかたり、とちゅうてきえてしまた。ガスコンロは、「何センチか、はかてきて」といわれて、家てはかて、次の日ガスコンロ買いに行くことに。
ガスか何ガスかわかていなくて、家行き調べて、山田電気へ行き、足すコンロとコムホース買いました。古いガスコンロはひきとりやていなくて、「またつかえるものならひきとている」といたから、「引き取れないから、粗大ごみに捨てて」と言われた。
新しいガスコンロをかて家に持ち帰り、外口さんがガスコンロせちしてくれた。新しいガスコンロは、火は青くて、古いガスコンロは黄色い火ただ。火かちゃんとついて、お母さんごはんつくるのにたすかる。
かてよかった。
このページを編集した外口さんが、タカノブのこの買い物に付き合ってた。 家族のための買い物。ステキなのです。
カズミ
「虹の会(Since1982)」は「どんなに障害が重くても地域で暮らすのがあたりまえ」をスローガンに掲げ、さいたま市を拠点に活動する障害者団体です。障害があっても、ひとりの大人として、市民として、人間として、障害を理由とした差別を受けることなく、地域で暮らしていけるような社会を目指し、活動を続けています。虹の会では会員さんを募集しています。会員さんには、毎月「虹の会機関紙【SSCにじ】」をお送りさせていただきます。機関紙には活動の様子やイベントのお知らせ、障害者運動に係るさまざまな見解などが掲載されています。年会費は賛助会員¥6000普通会員¥3000となっています。お問い合わせは048-855-8438虹の会まで。http://www.nijirock.com/nijinokai/honbe
大学で授業をする!
授業を請け負い某大学へ行ってきた、タカノブ&コバ&ミツ&加納さん。その報告メールが加納さんから内部に流れたので、転載。ずいぶん楽しかったようで♪
★登場人物★
【加納さん】行動派。思い立つのと同時くらいに…いや、思い立つより一瞬先に動き出す。その行動力で大学の先生たちとも知り合い。今回も知り合いの先生のところへ授業をしに行くことに。
【タカノブ】中学生に話をして、ちょっと自信がついたか!?
【コバ】意外と「人前で話す」という機会が多い。そして堂々としゃべる。普段一緒にいる私たちが、けっこうびっくりする。
【ミツ】改まった場でミツが話すというのは、私は記憶にない。今回挑戦!実は12月に別の大学で授業することになっている。予行練習になるかしら??
今日、タカノブ、コバ、ミツ、加納の4人で『殴りあい2』の宣伝も兼ねA大学へ授業をしに行ってきました。今回2回目だったタカノブがスゴイ張り切っちゃって、ほぼノンストップでしゃべりまくったので、結果予想以上に私の力量が問われる授業となりました。
自分のことを人に話したり伝えたりできることもすごいけど、それが90分じゃ足りないくらい溢れかえっているって、すごいことだなと隣にいてちょっとしみじみしちゃいました。
今回は、まず私が自分の障害のことや介助を使ってのひとり暮らしの話などをして、そのあと、コバ、ミツ、タカノブがにじ屋の話やら遊びの話や自分の事などを話していったんだけど、タカノブが話を盛り上げようとして、コバが家出の話をしているときも話に食い付いてきて、コバはそっちに気をとられ話がすっ飛びそうになったり、私はドキドキでした。
でも私のそんなドキドキは無用でして、以前養護学校で話したときは、家出しましたの一言で終わっていたのに、今回はお父さんとのやり取りやなんで家出をしようと思ったか家出をする前と、家出をしてからの自分の生活ぶりなんかをひとりで話しちゃったりして、学生に「この中で家出したことある人?」なんて質問までしちゃって。
聞いた結果家出した人はいなくて、「なーんだいないのか」とちょっとえらそうな顔しちゃったりして。あと、遊びに行く話で、プロレスに行くのが好きでよく行ってます。好きな選手がいる。←この時照れてにやつき下を向く。いきものがかりのファンクラブに入ってチケットを自分で取ってみんなを誘って横浜までライブに行った話とか。毎朝誰よりも事務所に早く来てみんなの洗濯物を洗うために洗濯機をまわし、洗濯物を干しているとか、マラソンは虹の会のメンバーの中で一番早いとか。
私一応話の補足をする心づもりでいたんだけど、あんまり出番がなかったのです。
ミツは、タロウさんにご飯の作り方を教えていること←教えるのは簡単だと言っていた。○×表というのがあって、自分はライオンというレスラーがやっているトレーニングを毎朝必ずやって身体を鍛えていると言って、実際軽々とやってのけ学生におぉーっと言わせていました。
にじ屋では障害者は指導員から仕事を教わるのではなく先輩が仕事を後輩に教えていくという話で、コウヘイの話になり、例の同窓会事件の話をして、ここで怒りが再燃しかけ、コウヘイに怒っているような口調になって迫力があり学生も身を乗り出して、で、で、どうなったの?という感じで、どしゃ降りの雨の中外に放り出そうとしたと言ったら、ひぇーと言う声が上がっていました。
ミツが「約束を破って自分がしたいことだけするヤツは子どもだから明日から親の学校にいけ」と言った。と話したら、そうだ。そうだと学生が頷いていました。
途中タカノブが話を拡げようとして、この間のリベンジ話をぶち込んできたので、ミツと私はぎょぇーと冷や汗でしたが、立て直しに成功しホッとしました。きょうされんでのアンパンマンマーチについても子ども扱いしてバカにしている!とここでも怒り再燃しかけておりました。
そしてタカノブ、先日中学校の授業で使った写真を外口さんから借りてそれを使いながら説明しつつ自分がやっていることなどを話していきました。あとセンベイ屋の話もしました。
タカノブがどう話すのかまったく予想が付かなかったので、ヒヤヒヤしたけどコバミツのフォローもあり、会議のこと旅行のことなんかはちょっと時間をかけてゆっくり話せてよかったな、と書きながら思ってます。
卒業後指導員というモノになる人たちだからこそ、ネットの会議の様子や旅行に対しての私たちの姿勢をちょっとでも知ってほしいとおもったのです。にじ屋の写真を見せながら自分のやっていることを堂々と話すタカノブはかっこよかったけど、いきなり「商品をキレイにしている」をぽーんと言うので、私がタカノブに質問をしていく形をとったりしつつ進めていきました。にじ屋のでかさや品物の豊富さに学生は驚いて、授業終わってからにじ屋への行き方を聞かれていました。
ママチャリグランプリの話はそのバカさ加減に先生から「バカじゃねぇの」と笑いとツッコミが。
まぁタカノブは話したいことが山盛りで、コバに負けないくらいやる気というか気分が高まっちゃってコバが話し終わった時、何か質問ありますか?と言ったら、タカノブがハーイと手を挙げちゃって。全員から何でアンタが?という目で見られても気にせず、コバさぁー朝ご飯みんなと食べている話したら?とコバに動揺を与えておりました。
ミツが、ジャージを着ている指導員じゃなくて、一緒に酒を呑んだり一緒に遊びに行ったり出来る人がいいって、確かタカノブが旅行の写真を見せているときに、学生に言っていて、今日言いたかったことはそこに集約されているな、と思いました。まだ学生にはわからないかもしれないけど、覚えといてくれたらいいなと思います。
あそうそう、タカノブのアイデアで学生にアンケートを書いてもらおうと、システム会議で決めて、今日学生に渡したので、どんなことを書いてくれるのか楽しみです。これは後日もらうことになっています。
もちろん『殴りあい2』の宣伝もしました。チケットは売れなかったけど。福祉の勉強は置いといて、まずは一緒に踊って騒いでほしい。
帰りに4人で浦和駅近くの居酒屋で呑みまして、授業どうだったか話したら、ミツが開口一番「思ったより緊張しないで話せて良かった。でもタカノブが話を入れてくるからどうしようかと思った」と。「いやー、それは私も思ったよ、焦ったよね」と。タカノブは「緊張しすぎてしゃべりすぎた」と。コバはいつもポジティブなので「話したいこと全部言えた」と。
あとは、ストリップに行きたいか行きたくないのかという話やらアイスリボンの話、タカノブのピープルに行くのが不安でしょうがない話など居酒屋でも話が尽きないのでありました。
この日帰ってきた加納さんに会って「みんな喋ったの?」と聞いたら「喋った喋った、もう大暴走だよ!」と加納さん。こりゃ楽しい授業だったんだろうな(笑)と思ったのでした。
カズミ
タカノブ、中学生に仕事の話をしてきた!
「タカノブ、中学生に仕事の話をする」という記事を以前書きました。
http://nijirock.com/blog/?p=1128
この記事はその準備段階の話だったのですが、ついに先日行ってきたので、そのことをば。外口さんから内部に流れた報告メールを転載します。
★登場人物★
【外口さん】虹の会専従。お子さんの学校で、「お父さんから仕事の話を聞く」ということになって、井上くんやタカノブを連れて行こうと思う外口さんは、ステキだと思う。マラソンやママチャリグランプリや、富士登山や北海道旅行や…遊びの企画を言い出すのはたいてい外口さん。
【タカノブ】知的障害をもつ。にじ屋店員。たぶん人なつっこい。イベントに来てくれた大日本プロレスの選手や、一斉ビラ配りに初めて手伝いに来てくれた人とかと、あっという間に仲良くなってしまう。でもこういう改まった場で話をするのは、まだまだ最近挑戦し始めたところ。
報告が遅くなりましたが、10月26日(土)にタカノブと外口で、中学校で「仕事」の話をしてきました。
A(外口さんのお子さん)の中学校では、中学2年生の職業体験事前授業として「お父さんから仕事の話を聞く」ということがあって、それでおやじの会のお父さん達が話をしています。自分は2回目で、去年は井上と一緒に、今年はタカノブと一緒に話をしてきました。
タカノブとはなかなか時間が取れずに、実際に話を詰めたのは当日の学校に向かう30分の車中…。新田さんがブログに書いてくれていましたが、中学生に何を伝えるのか、それをどういう言葉で話をするのか、それがなかなか難しいですね。
去年は井上だったということと、ちょうど市丸達の親から独立した生活が始まっていたので、にじ屋での仕事のことと、親から独立した生活の話をしました。話の内容は中学生にとってちょっと難しかったようなのですが、この親から独立した生活をするという話に教室の後ろで聞いていた親が感動したらしい…。
今回はタカノブだったので、にじ屋のことと、先日の勉強会での「自慢」の話、「やる気」という話をしました。
最初の20分で写真を見ながらにじ屋の様子や仕事、にじ屋の歴史を簡単に話し、そのあと外口がタカノブに質問をする形でタカノブが中学時代、煎餅やさんをクビにさせられてしまったこと、失敗した時の話などをしました。
●タカノブは知的障害があるから仕事でわからないことがあって失敗してしまうこともあるけれど、その時はどうするの? →失敗したらすぐに誰かに言う。そうしたら、誰かが助けてくれる、なんとかしてくれる。
このタカノブの一言、車中で聞いた時にはちょっと違う言い方だったんだけれど、この「なんとかしてくれる」という言葉になんか笑っちゃいました。そういう関係でいたいと思ったのでした。
そして自分からは、タカノブ達は辞めずに健体者が離れていったという状況もあるし、タカノブ達と一緒ににじ屋をやったり遊びに行ったり仲間でいるためにも、自分自身がタカノブ達に負けないくらいの「やる気」を持ってやっていこうと思っている、という話をしました。
そして最後に、再度写真を見ながら、仕事だけではなくライブやプロレスを見に行ったり、旅行やマラソン、富士山に登ったりと、仕事の仲間と遊びに行っている話をしました。
中学生からしてみれば、「やる気」なんて言われてもあたりまえのことだし、ちょっと小っ恥ずかしい感じがある言葉だったりするけれど、先輩のタカノブ達がやる気満々な毎日を送っているのだから、簡単にあきらめずにそれ以上に「やる気」が溢れる毎日を送ってほしいな…。
最後に「虹」つながりで、校内合唱コンクールの「虹」という曲を先生のむちゃぶりで生徒達が真剣に歌ってくれて、その歌っている表情にちょっと安心を感じました。
終わってその日のうちに、校長先生から写真をいただいたそうで。こちら!↓
カズミ
コウヘイ不良デビュー!?
11月22日のスーパー猛毒ちんどんジャパンツアー「殴りあい2」http://www.nijirock.com/nijinokai/modokuliveに向けて、ガンガン宣伝中であります。
とくにチャビはその顔の広さを使って、あちこちのライブで宣伝させてもらっています。
今回は、ジャパンツアーでゲストに来ていただいたこともあるランキンタクシーさんのライブにお邪魔しました。にじ屋を途中で早退して行ったのですね。その時の様子を、チャビが内部に報告したメールが面白かったのでここに転載します♪
登場人物は3人。
★チャビ★スーパー猛毒ちんどんではフロントで歌う。50を過ぎたおばちゃんなくせにヒールで走り回るパワフルおばちゃん。
★タカノブ★スーパー猛毒ちんどんでは太鼓をたたく。普段はにじ屋の店員。知的障害を持つ。初めてにじ屋に手伝いに来てくれた人とすぐに仲良くなっちゃう。にじ屋のお客さんを「小粋なトーク」で楽しませちゃう。
★コウヘイ★今年の4月から虹の会で働き始めた新人、18歳。知的障害をもつ。スーパー猛毒ちんどんライブは11月22日が初!初なのに●●●!!!(←まだ秘密)極端に照れ屋なのかなんなのか、下ばっかり向いている。声も小さい(本当は出る)。のクセに妙にやる気だけはあって、「●●やる人ー!」と声がかかるととりあえず手を挙げる。
では報告メールをお読みくださいませ♪
きのう、のぶとこーへいと3人でランキンさんのライブに行ってきました。ランキンさんはゲストなので、フライヤー宣伝は遠慮しました。(おとなの事情)が、しっかりランキンさんにライブの報告とフェイスブック用の写真を撮らせてもらって帰ってきました。
が、破天荒な?顛末をご報告します。いやあ、おもしろかったー。いえね、18才と10ヶ月の松本コーヘイ、不良デビューですよ!しかも、天下の東京ど真ん中、表参道青山通り、平日4時の朝帰り。もうこれ以上のシチュエーションはないでしょう!
電車で行く予定だったんですが、どうも直前になって「イヤな」予感。オープン20時が気になったのです。これはもしや、ダンスイベントでよくある、始発合わせの終了タイムイベントか?だとするなら、電車じゃキケン!フライヤーにも書いてない。いつもは会員制のハコだと言うし、こりゃ天気のこともあるし、保険かけないとだめかも…。という事で、
急遽バネットで行くことにしました。高速乗って、ギロッポンから青山へ。振り向くと、寝てるかと思ったコーヘイは、窓に顔くっつけて、なにやら高いビル群やネオンの街を見てニヤニヤ。おいおい修学旅行生かよ!!
さてさて、青山3丁目「クラブスプライト」に着くと、受付に強面なお兄さんふたり。インカムつけて、黒い服。どう見ても、きょうのパーティーに関係なさそな3人組を見るや、こちらのお二人はいいんですが、そちらの方は(もちろんコーヘイのこと)おいくつでしょうか?この時私は、ああ、IDチェックだー、まいった、20じゃないよコーへーは!どうしたもんか、やっぱりだめか。コーへー車で待つのか?とか巡る巡るぐるぐると。
そしたら、アルコールはもちろんダメですが、18才以上ならご入場できますので、IDチェックできるものお持ちですかときた。おーそれならだいじょぶ、手帳持ってるっていうからそれ見せて、なんとかスルー。よかったよかったと思ったのもつかの間、ほんとツカノマ!
ランキンさんは何時からですか?と聞いた私たちに浴びせられた言葉は「3時ですね。大トリ、最後ですね」お兄さん、そんなに普通のテンションで言うなよ。聞き返したくなるじゃないか!
なんだって?!…3…時。ああそうですかと平静を作って言ってみたものの、とりあえずハコの中に入る。どーする?のぶもちょっとまいった感じ。でもランキンさんに会わなきゃね。宣伝しなきゃ。おとなだもんね。と、お互い自分に言い聞かせる感じ。もうおわかりいただけるでしょう?
とにかくそれなら腹ごしらえだ。と言って店を探すけど、高そうなとこばっかで、やっと見つけた定食屋さん。救いの店。
私たちは一旦車に戻り、2時間位仮眠をとる事にしました。夜中の1時。再入店。いきなり店内にはダブルベッド。顔見知りの感じのお客さんたち。何とか言うHIPHOPグループのリリース記念パーティーだったようで…。
とにかくコーへーの表情がおもしろい。最初にニヤニヤはいつしか、いきがったチューボーが怖いオトナの中にホッポリ出されたみたいな、鳩が豆鉄砲くらったみたいな。スモークに後ずさり。いやいやダイジョブ、これは演出、火事じゃないから。と真面目に言わなきゃならない程、固まってるコーへー。ま、でもすぐに慣れる。
目の前にはお尻を出した「レゲエ系」のダンサーたちがクネクネしてる。コーへー見てないようで、見てる、口開いてるド、オイ!
ラップやる人唄う人、みんな原発のことやら、アメリカ追従の日本の事を唄ったりしていたけど、だからランキンさんがチョーゲストなのか。
ランキンさんに挨拶して、写真を撮って店を出る。この時、明け方前の午前4時。コーへーはなんかまたニヤニヤしながら、青山通りをクネクネと歩き、ひとり駐車場に歩いて行くのでありました。
車に乗って、即爆睡したのは、言うまでもありません。てか、よく起きてたなあ。18才と10ヶ月、コーへー、遅ればせの不良デビューのフィーバーナイト(死語)でありました。??
いや楽しい♪
ちなみに早朝に帰ってきたタカノブとコウヘイは、そのまま事務所で寝まして、7時半くらいにやってきたイチマルたちと一緒に朝ご飯を食べ、そしていつも通りにじ屋へ行って一日仕事。そんでもってにじ屋の後はちんどん練習!
ステキな毎日だ♪
カズミ
タカノブ、中学生に仕事の話をする。
タカノブが、中学生に仕事の話をする!
これどういうことかと言いますと…。
外口さんのお子さんが中学生なんですね。で、学校で職業体験というものがあるんですが、それに先だって「親御さんから仕事について話を聞こう」的なことがあるんですって。
去年外口さんが、それで話をすることになりました、と。で、せっかくだからと井上くんを一緒に連れて行ったんですね。井上くんは知的障害をもっているわけですが、この話がとても好評だったんだそうで。
それで、今年も「外口さんお願いします」ということになったんだそうです。今年は外口さん、タカノブを連れて行くと。
今、じゃあどんな話をするか?ということでふたり、打ち合わせをしております。タカノブの仕事のことを話すということは、にじ屋の話をするということなわけですが。
これがむずかしいですね。タカノブ四苦八苦。
まずは自己紹介から。「ぼくは知的障害をもっています」というところから。これを説明しなければ、聞く側としてはその後の話がずいぶん変わってくるということを、タカノブはまず認識する。そして。
外口さん「にじ屋でどんな仕事してんの?」
タカノブ「売り場を動かす」
おお。
そもそもにじ屋をはなんぞや、というところから話さないと、売り場を動かすってなんなのか伝わらない。
自分のしていることを他人に話す。例えば「楽しい」とかは主観なわけで、それを他人に伝えようと思ったら客観視し直して言葉にしないとダメなんですよね。しかも相手は中学生。さらに中学生にも分かる言葉に変換していかなければならないわけです。
私ですら難しいと思うのに、知的障害をもつタカノブならきっとなおさら。タカノブが言う言葉に、外口さんがいろいろアドバイスしながら原稿作成中。
でも楽しみだなー♪当日を見られないけど、タカノブ頑張れ♪
カズミ
にじ屋へGO!
にじ屋の店内中央あたりに「オススメコーナー」があります。
そこに店員のオススメ商品をならべているのですが、そういえば、看板がない…。「おすすめコーナー」看板がなきゃ、そこにおすすめ品が集結しているということに、お客さんは気づかないじゃないか!!!
というわけで、今日タカノブに「看板書いて~」と頼んだわけです。会計をやりながら、お客さんがレジにいない時間を使って看板を作るタカノブ。しばらくして「できたよ~。ちょっと裏返っちゃったけど」と。
ふむ?裏返ったとはなんぞや?
で、見に行ってみたらこういうことでした。
ぅおう!昭和初期!?そして米屋…?笑
とりあえずお客さん凝視するね。おすすめコーナーの注目度10倍くらいに上がったこと間違いなし。あ、そして今週と来週の【品物大放出】は、アクセサリーと50円食器です。アクセサリーは飛ぶように売れてますのでぜひお早めに!
カズミ