ぎゃー!
一個前の投稿で、何かを忘れていると思ったのよ。なんせ盛りだくさん!←言い訳。
というわけで、【ROCK展】開催中の15日(土)15時より。同じにじ屋敷地内にて、【人間ROCK】というイベント第1回目が行われるわけであります!
【人間ROCK(ニンゲンロック)】ってナニ?
虹の会事業体のひとつである介助派遣システムでは、主に重度の身体障害を持つ障害当事者自身が、その運営の中心となり、介助派遣や応援派遣、自立生活相談など、十数年にわたり活動してきました。
近年、介助保障(身体障害者が生活する中で手足の役割を務める介助者を雇う仕組み)の社会的充実が図られ、施設ではなく地域で暮らす障害者が増えています。
しかしながら、ある程度の暮らしが可能であるとは言え、働く場や活動の場が不足していたり、物理的な障壁などによって行動範囲が制限されていたり、障害者差別などによって自信を失くしてしまい、地域コミュニティへの参加にさえ、積極的になれずにいる障害者も多く存在します。せっかく地域で暮らしていても、人として活躍し、仲間をつくり、人生を充実させていく、そういった場面に、なかなか出会えずにいる、それが現実です。
そこで介助派遣システムでは「本当に地域で暮らすって、どういうことなんだろう?」という問題提起を元に、障害のあるなし関係無く、人が人として、この地域で生きていくこととは、どういうことなのか、皆さんにも一緒に考えて欲しいと願い、この「人間ROCK」を企画しました。
人間ROCKでは、劇場型ライブパフォーマンス連続学習会を掲げ、今年6月から来年3月にかけ、全5回の予定で開催し、都度のテーマに基いた、○○○を展開します。えっ?……実はまだ、内容は内緒なんです♥
【カッコイイ大人】ってナニさ?
この人間ROCKにおいて、私たちが考える「カッコイイ大人」とは、社会の中で、大小関わらず、ちゃんと自分の役割や目標があって、だけど他人への気遣いを忘れない人、なんて、かなり直球ですよね♥
最近では様々な場面で、自己の主体性ばかりが注目されていたり、自分が無いというのは如何なモノか?といった議論が目立ちますが、例えば「人のために」と思うことは、すべて、自分を否定することになってしまうのでしょうか?少なくとも、私たちは違うと思っています。
そもそも、人と人との関係は、そんなに簡単なモノではなく、互いに「人のために」なるためには「自分」というモノがちゃんとなければ、成り立ちません。逆に「人のために」と考えられる人は、自分がちゃんと「在る」と言えるのではないでしょうか。
障害があったとしても、介助や応援を使うことで「人のために」と考えられる人に、自分がちゃんと「在る」人に、そして、人が人として、自分を持ち、仲間と一緒に「カッコイイ大人」として、それぞれ充実した暮らしをしていくことに繋がっていくのではないか、甘いだけでは無いし、酸っぱいこともあるけれど、仲間がいる、それがどんなにステキなことか、ちょっと恥ずかしいけど、本気でそう思っています。
【人間ROCK・第1回(6月15日開催)・カッコイイ大人の注目ポイント♪】
オレは施設ではなく、この地域で暮らしている。だけどカッコイイ大人には、イマイチなりきれていない哀愁。一体ナニがいけないんだろう?オレが障害者だからか…?違うっ!それは勘違いだっ!オレにはちゃんと仲間がいるんだし。…だけどこないだ迷惑かけちゃったな…あ!謝ってないし…。謝るの恥ずかしいな…どうしよう…。でも仲間がいないと遊びに行ってもつまらないし、ごはんだっておいしくない…。やっぱオレ仲間がいないと…ダメじゃん!