今週の5日(日)は、臨時で13時に閉店となります!
日曜日にゆっくり買い物に行こう!と思っていた方、お早めにお買い物をお願いしますー。
8日(水)から通常通り営業します。提供品の持ち込みも、8日(水)以降にお願いします。
続々と新着の品物出しています。
「ここにずっといたらどんどん買っちゃう~」という方も😆
お宝に出会えるチャンスを逃さないで!
みずえ
どんなに障害が重くても地域であたりまえに暮らす
by nijinokai
日曜日にゆっくり買い物に行こう!と思っていた方、お早めにお買い物をお願いしますー。
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「ここにずっといたらどんどん買っちゃう~」という方も😆
お宝に出会えるチャンスを逃さないで!
みずえ
by nijinokai
虹の会機関紙「SSCにじ」2月号より転載。
第20回障害者募集
虹の会では「地域でひとり暮らしをしたい!」という障害者募集中。
このページでは、介助者を使いながらひとり暮らしをしている加納さんやハトミが、その様子や日々思うことなどを連載します。
文:かのうともえ
先月肺炎で入院していたハトミの容態が急変し、病院から連絡が来るという肝を冷やすような出来事がありました。その後すぐに持ち直し、今は退院を目指しているとのことで一安心なんですけど。病院から連絡が来た時は私の方が気が動転してしまいました。私が病院へ向かった時はすでに容態は安定していていつものハトミに戻りかけていてホントにホッとしました。コロナで思うように面会も出来ない状況ですが顔を見るってことがどれほど大きな意味があるか改めて思い知らされた気がしています。
病院でハトミと久しぶりに顔を合わせて一安心し一息ついたころ、ハトミの親御さんたちも病院に到着し、挨拶をしたら「いつも息子がお世話になってありがとうございます。みなさんが支えてくださっているから…」とお母さんが感謝の弁を何度も繰り返していて。「いやいやお世話しているわけでは無いんですから、そんなに頭を下げないでください」と話したけれど、まあウチの親も間違いなく同じことをやるだろうなと思うので、親とはこういうモノなのだと理解するしかないのかもしれません。
今回ハトミのお母さんとは初めてお会いしたんですが、お父さんとは実は会ったことがあるのです。それはもう何年も前のことでお父さんも今回会ったときその時のことをすっかり忘れていたくらい昔のことなんですけど。それは、ハトミが病院を出て一人暮らしをやりたいと本格的に動き始めた頃でした。ハトミから「親の反対をどうにも崩せないんだけど」と相談があり、私からも話をしてみようかとなったのでした。
その時のお父さんは「何を夢みたいなこと言ってるんだ。何かあったらどうしてくれるんだ。一度病院を出たらそんな簡単に戻れないんだ」とハトミに対してではなく私に対して不安をぶつけてきていた記憶があります。
要は「病院を出たら誰が病院の代わりに息子の面倒を責任もって見てくれるんだ」ということです。親としては当然の心配だと思います。障害者を産んだら一生、親か、それに代わる人を親が見つけて面倒を見なければいけないと、親たちは思い込まされているのですから。
お父さんの壁はとても手強かったのでハトミは諦めるかなと思ったりもしていたのですが、その後もハトミは諦めることなく一緒に何度か話をしてようやくお父さんも納得し、無事に病院を出て今の一人暮らしに至っているというわけです。
その後私は一度も会うことなく時は過ぎ今回久しぶりにお会いしたんですが、すっかりハトミの今の生活を静かに見守ってくれているようで、医者から筋ジスが進行して気管切開をすることになると話が出た時も「今後のことは息子の生活なので息子の判断に任せます」と話していて、親として心配は尽きない事は十分承知の上でハトミの今の生き方を尊重してくれたんだなと思うと、感謝だなと思うと同時に、ハトミが生き生きと好きなことを自分で選び生活してきた実践がお父さんの考え方を変えていったんだろうなと感じました。
追記:ハトミはその後気管切開の手術をしました。今は自宅へ戻ることを目指し奮闘中です。了
写真は、入院中のハトミ。