イチマルとお昼。
仲良くさせてもらってる近所の逢芳(あほう)食堂さんで、お弁当を頼みました。
わたしは、日替わりメニューの特製「にじ弁」。
イチマルは、「ルーロー飯」にしていました。
真ん中に、ゆで卵がどんとのってるから、でしょう…。大好きなので、卵。
わたしはとってもお腹が空いていたので、ゆっくり食べねばと思いながらも、箸が進む進む…。
箸を置かねば、と思ってたのに!
一方のイチマルは…
「今日は西武がどこと試合だ」とか「モトミ来ないね」だとか「さっきの品物がどうしたこうした」と。
知ってるお客さんを見かけては、フラフラ弁当置いて出て行ってしまうので
とってある卵を「いらないの?」といただこうとすると、やっと戻って来ました。

イチマルは、15年くらい前うちにきたばかりの時は、「いただきます」のあとは誰ともしゃべらず、食べるのが止まってる、と思ってみると、すっかりカラッポ、というような男でした。
それが今や「早く食べなよ」と言われてるわけですから、
人って変わるモノですね。
イチマルは変わったなと思います。
とてもよい方に。
餌から食事になったと思います。

あき