先日、ハヤテがイチマルの携帯をバキッと真っ二つに折ったそうです(笑)。
私はその場にいなかったので詳細は知りませんが、イチマルは先輩の貫禄で(?)、ぶち切れてハヤテを張り倒すなんてこともせず、いたって穏やかだったそうで。
で、今日、そのイチマルの携帯を買い換えに行きました。
そうしたら、ショップの店員さんがとても丁寧な言葉遣いなんですね。
「(障害者)手帳をご提示頂けますか?」
イチマル、ぽかん…。
「手帳を見せてください」だったら理解できるのに。
この言葉遣いは、「お客さんを大切に」という会社の教育から来ているのでしょうが、大切にしたいのだったら、イチマルに対してこれは失敗でしたよね。
イチマルは理解できないんですもん。
それに、イチマルの様子を見れば、理解できていないことは分かるだろうと思うのに、店員さんのしゃべりは最後まで難しい言葉を多用した丁寧語でした。
「お客さんを大切にする」ということは、目の前のお客さんのことを思うことであり、教えられた丁寧語をしゃべることではないよな、と思った次第。
似たようなことが他にもあって、どこかの会社だったか他団体だったか、アンケートのお願いだったかのメールが来たのですが。
私、その会社のことも人のこともまったく知らないのに
「いつもお世話になります」から文章が始まっていたのですね。
いや、私あなたをお世話したことはないんだけど…
と思ってしまって。
この人は、この文章を書くときに、読み手である私のことはまったく頭に思い浮かべずにこれを書いてるんだろうな、と思いました。
だって思い浮かべたら、いつもお世話になりますとは書けないと思うんですよね。
丁寧な挨拶文を書いているつもりなのかもしれないけど、逆に失礼だな…と思ったのでした。
他にも、会った時の挨拶「おつかれさまです」。
いやー疲れてないんだけど…
ねぎらいなのかなあ。
でも、それを言っとけばいいやという感じが、さっきの話と同じで、「丁寧に話しているようで全く相手のことを思っていない」というのが透けて見える。
意味のある言葉に囲まれていた方が、生き心地がいいと思いますよね。
カズミ